フラメンコ教室の案内

吾輩は犬である。

名前は、「もも」と呼ばれている。

生まれて１００日を過ぎたばかりで、吾輩はまだ散歩も行けない。

この家主は、おっとり型の主人と、うるさ型の妻君がいる。

フラメンコを教えているようで、毎日女の人達が家に来て吾輩を可愛いと言ってくれる。

この時の吾輩のテンションは最高潮で、尻尾を振り振りすると更に「お利口」や「賢い」等と評価も上がる。

ご満悦である。

昨日は小学生のお客が来たので、サービス精神を発揮して吾輩が遊んでやった。

抱っこさせてやったら、大喜びで記念写真を撮って貰っていた。

人間の子供というのは無邪気で可愛いものである。

昨日、子供の相手をしていたら吾輩も疲れてしまった。

今日はゆっくり、ゆったりと、床に敷いてあるシートでも剥がしてみようかと思う。